建築マップ東京都立教大学第１食堂

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おそらく日本で最も美しい学食

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	■設計：Murphy and Dana Architects　（マーフィ＆ダナ建築事務所）増築は坂倉建築研究所が担当 ■所在地：東京都豊島区西池袋3-34-1 ■用途：食堂 ■竣工：1918年（増築：2002年） ■規模：延床面積375m²（増築623m²） ■構造：煉瓦造（増築：RC造） ■付近の地図（mapion）

	■関連ページ　立教大学本館（モリス館）　立教大学校宅11・12号館

立教大学池袋キャンパスの食堂。本館を抜けた後のアイストップとなっており、プランニング上重要な位置に置かれている。
厨房棟の増築とあわせてリニューアル工事を受け、今も往事の輝きを保っている。貴重なチューダー建築^(*1)であると同時に、おそらく国内で最も美しい学食と言っても差し支えないはずだ。でも欧米の大学から見れば標準レベルなのだろうけど。

立教大学第１食堂
Dining Hall of Rikkyo Univ.

#1：扁平アーチ窓に木製トラスが印象的。

#3：増築部（右）に厨房

#4：側面。当初はチューダーらしく切妻屋根だったが、関東大震災後の復旧工事時に寄棟に変更されたらしい。

[補注]
(*1) チューダー様式とはイギリスの建築様式の一つ。デザインのベースにあるのは山小屋で、装飾をせず素朴な仕上げを旨とする。切妻屋根・扁平アーチ・ハーフティンバーに特徴がある。見分けるポイントは、へしゃげた感じの扁平アーチ（チューダーアーチともいう）。

[参考文献・サイト]
1) 立教大学管財部

[行き方ガイド]

JR・東武「池袋」駅から徒歩12分。

	作成：2007/9/23　最終更新：2007/9/23 作成者：makoto/arch-hiroshima　使用カメラ：Nikon D70
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