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鳥取県 INDEX
戦後初期の庁舎建築における名作
DATA
■設計:丹下健三+岸田日出刀
■施工:大林組
■所在地:鳥取県倉吉市葵町722
■用途:庁舎
■竣工:1956年(昭和31年)
■規模:
■構造:RC造, 地上3階地下1階
付近の地図(mapion)
倉吉の中心部、伝建エリアに隣接して建つ市庁舎。丹下の初期作品の一つとされ、日本的なるモダニズムの表現が目指されている。

建設から半世紀を経て、耐震補強の跡も痛々しい状況であり、概ね同世代の「広島平和記念資料館」と比べても、お世辞にも十分なメンテナンスがされているとは言い難い。「国際文化会館」のように(相応のお金をかけて)丁寧に補修すれば素晴らしい輝きを放つに違いないのだが、自治体の財政が苦しい状況では難しそうだ。だが、逆に財政に余裕があれば建替えられかねないわけで、まずは今まで生き延びてきたことを素直に喜びたい。

倉吉市庁舎
Kurayoshi City Hall

#1:外観

#2:市民ホールと名付けられた吹き抜け空間。竣工時は吹きさらしだった部分に部屋が増築されている。
[参考文献・サイト]
1) 雑誌「新建築」1957年7月号


[行き方]
[バスの場合] JR倉吉駅からバスで10分強。「市役所打吹公園入口」バス停が最寄り。「堺町」バス停からも徒歩圏内。
作成:2008/9/27 最終更新:2008/9/27 作成者:makoto/arch-hiroshima 使用カメラ: Nikon D70 使用レンズ:Tokina AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4
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