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都心に残る邸宅建築 |
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DATA |
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■設計:宮内省内匠寮
■所在地:東京都千代田区紀尾井町1-2
■現在の用途:ホテル
■竣工:1928年
■構造:木造
■付近の地図(mapion) |
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現役のゲストハウスとして使われており、部外者が内部見学することはできません。見学についてホテル側に問い合わせることもおやめください。 |
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旧江戸城の面影を感じさせ独特な雰囲気を残すエリアに建つ、古い邸宅建築。現在はホテルのゲストハウスとして結婚式等に使用されている。普段は入れない建物だが、中に入る機会を得たので簡単に紹介する。
当初の用途は、日韓併合により皇室に準じる扱いとなった李氏朝鮮の王族の住まいであった。
建築様式としては、イギリスの貴族の館を思わせるチューダー様式。見分けるポイントはエントランスや室内の扁平アーチ。なお、設計は宮家の邸宅にノウハウのある宮内省内匠寮(くないしょうたくみりょう)が担当した。
ゲストハウスとしての歴史が既に長く、内部にはかなり手が加わっている。往事の面影が完璧に保存されているわけではないが、建築は使ってナンボであり、長きに渡って多くの人の役に立ってきた意義はとても大きい。これからも使い続けられることを願いたい。
(※隣接して建つ新館は解体) |
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グランドプリンスホテル赤坂旧館/旧李王家邸
Guest House of Grand Prince Hotel Akasaka |
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1:ファサード。暖かみのある木の建具が良いアクセントになっている。 2:階段室の様子。 3:エントランスホールにある扁平アーチ。 5:ホールから旧食堂方面を見る。訪問時はチャペルとなっていた。 |
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写真2〜5はクリックすると拡大表示します。 |
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[行き方ガイド]
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電車の場合:地下鉄「赤坂見附」「永田町」駅から徒歩15分 |
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作成:2010/5/25 最終更新:2010/5/25
作成者:makoto/arch-hiroshima 使用カメラ:Nikon D90 |
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