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広島県 INDEX
低層にこだわった学校施設
DATA
■設計:村上徹建築設計事務所
■施工:五洋・フジタ・鴻治JV
■所在地:広島県広島市佐伯区海老山南2-2-30
■用途:小学校
■竣工:2002〜2004年
■規模(体育館区画を除く):敷地15173m2、延床5337m2
■構造:RC造、S造
付近の地図(mapion)
建築探訪地図
[注意!] ここに掲載した写真は見学会の際に撮影したものです。通常は非公開であり、無断撮影は学校側の迷惑となりますのでお控えください。

広島市の西部、埋め立て地に新設された私立の小学校。ボリュームは大きく3つあり、北側(通称「山棟」)、南側(通称「海棟」)、そして東側(体育館)。消化容積率は35%程度で、高さはいずれも1〜2階におさえられ、空が近い印象を受ける。
校舎内の配置計画は南に教室で北に共用廊下と、セオリー通り(矢野南小ではこれが逆になる)だが、広めのフリースペース(写真#11)が用意されていて運用の自由度を高めている。また、天高は高い箇所と低い箇所のメリハリが付いており、場所によっては驚くほど天井が低い(長身の大人ならギリギリ)のも特徴と言えるだろう。
個人的に一番グッと来たのは講堂の造形。見学時は夕暮れだったので全体的にあまりうまく撮れていないなか、講堂だけはこの時刻の訪問がベストだったと思う。(写真#12-13)
学校法人鶴学園 なぎさ公園小学校
Nagisa Koen Elementary School

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1:校舎は2層までにおさえられている。校庭は全面天然芝。 #2-4:通称「海棟」の中庭。こういった空間が各所に配されている。 #8:海棟と山棟を結ぶデッキのスロープ。 #9:共用廊下も箇所によっては思いきり天井を下げている。 #10:校舎内の階段の造形。 #11:複数教室で共有するフリースペースを配している。 #12:講堂へのアプローチ。 #13:講堂内部。
 写真2〜13はクリックすると拡大表示します。
[参考文献・サイト]
1) 雑誌「新建築」2003年9月号

[行き方ガイド]
JR五日市駅または広電五日市電停から徒歩15分。
作成:2011/10/23 最終更新:2011/10/23 作成者:makoto/arch-hiroshima 使用カメラ:NikonD90 使用レンズ:Tokina AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4
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