建築マップ鳥取県みなとさかい交流館

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鳥取県 INDEX

おそらく境港で最大の建築は奇怪な造形物

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	■設計：高松伸/高松伸建築設計事務所 ■施工：戸田・美保土建・赤木JV ■所在地：鳥取県境港市大正町215 ■用途：旅客船ターミナル、展示ホール、公衆浴場、店舗 ■竣工：1997年（平成9年） ■規模（ターミナル棟）：建築面積1120m2 延床面積3500m2 ■構造：S造地上4階 ■付近の地図（mapion）

境港の突端、境水道に面して建つ建造物。旅客船ターミナル、店舗、公衆浴場などの機能を備えている。ただし旅客船がひっきりなしに来るわけではなく、普段は「水木しげるロード」に行く前の拠点のような位置づけになっている。

境港市は当地にシンボリックな建築を求め、建築家がそれに応えた結果、このような「いかにも高松伸な建築」になったようだ。
（私の見た限り）室内にこれといった見せ場や気持ちいい空間はなく、外観のインパクト勝負、すなわちデカい彫刻になっている。それが本当に地元や観光客の実態・ニーズに適合しているのか、「皆様に奉仕する公共建築」になっているのか、かなり疑わしい。
まあ「水木しげるロード」に呼応する妖怪っぽい建築と言えなくもないが…。

みなとさかい交流館
Minato-Sakai Building

#1：海側ファサード。高さは30m強あるが4階建てである。手前に伸びているのは旅客船に乗り込むための通路。

#2：手前にあるのはJR境港駅

[参考文献・サイト]
1) 雑誌「新建築」1997年9月号

[行き方]

	[自家用車の場合]　米子市内からの所要時間は20～30分ほど。周辺に駐車場あり。
	[列車の場合]　JR境港駅から徒歩0分

	作成：2008/9/22　最終更新：2008/9/22 作成者：makoto/arch-hiroshima　使用カメラ： Nikon D70
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