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Kounkaku
興雲閣/松江郷土館

こううんかく
Photos Data


設計和泉利三郎(いずみりさぶろう)
所在地松江市殿町1-59
用途:資料館
竣工:1903年
延床面積
構造:木造

付近の地図(mapion)

[ガイド]
入館料

無料(但し、特別展開催時は有料)
開館時間
8:30-17:00(入館は16時40分まで)
年中無休です。
About This Architecture
松江城内に建つ、白くて美しいベランダが印象的な擬洋風建築です。擬洋風建築とは明治時代の大工が見よう見まねで建てた洋館のことで、ぱっと見た目は西洋館なのですがよく見ると和の要素が織り込まれています。この建物も他擬洋風建築と同様、地元の大工棟梁が設計施工したものです。

建設時は工芸品の陳列が目的とされましたがそれは表向きの理由で、真の目的は明治天皇行幸の際の御宿所でした。が、日露戦争勃発のため天皇の行幸は実現せず、その後迎賓館や展覧会場として使われてきました。現在は松江郷土館として資料展示などに使われています。

擬洋風建築というのは明治10年代に多く建てられています。完成年(明治36年)から考えてこの建物は擬洋風建築としてはほぼ最後の例になると思います。



















作成 :2000/12/26
最終更新 :
作成者 : makoto(arch-hiroshima)
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