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オランダ INDEX
DATA
■設計:Petrus Josephus Hubertus CUYPERS (P.J.H. カイペルス)
■所在地:Amsterdam, Netherlands
■用途: 駅舎
■竣工:1889年
■規模:
■規模:
アムステルダム中央駅は、ターミナルではなく通過駅という前提で設計されているため、頭端型ではなく島式ホームとなっています。…にも関わらず、この駅止めの列車が一つのホームに両側から同時に入線してくる(つまり島式ホーム1つが頭端式ホーム2つ分として使われている)のには驚きました。
アムステルダム中央駅
Amsterdam Central Station

各写真をクリックすると拡大表示します。

もともとアムステルダムは海上交通の要衝として栄えた都市であり、市内にも水路網が張り巡らされています(しかもかなり現役で使われてます)。東京あたりの東海道線がそうであるように、市街地を避けて鉄道を通すには水際しかなく、この駅も街外れに新たに造成された人工島の上に、高架駅として計画されました。最初から高架にしておいたのは先見の明があったと言え、歴史的建築物でありながら特に改修しなくても現代の大量輸送や密なダイヤに対応できているように見受けられます。
ちなみに、東京駅はこの駅舎を真似たという説がありますが、パッと見た目にも煉瓦である以外の共通点はなさそうです。
作成:2008/11/6 最終更新:2008/11/6 撮影:2003/8/23
作成者:makoto/arch-hiroshima 使用カメラ:CanonPowerShotG3
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