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限られたスペースへの収めかた、ディテールへのこだわり。 車両デザインは建築家に向いた分野かもしれない。 |
新宿−箱根を結ぶ特急ロマンスカーの7代目。乗客はほぼ全てが箱根への観光客という目的性の強い車両だ。 居室に入ってまず驚かされるのが2550mmという天井高(従来車では2100mm)。VSEのVはヴォールトのVだというくらい気合いが入っている(写真#4)。間違いなく多くの人が心地よいと感じられる空間だ。 空調機器類は床下などに設置。照明はヴォールトの反射を利用する間接照明と窓際に並んだLEDで対応し、夜間でも十分すぎるほどの照度が確保されている。 手を触れる部分には木(メープル材)をふんだんに使い暖かさを演出、デッキの床は半屋外という扱いで石貼としている。こういった材の選択の巧みさ、なおかつ見た目に美しくない部分の隠し方は建築家ならではと言える。 |
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小田急ロマンスカーVSE (50000系) Odakyu RomanceCar VSE |
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#1:ロマンスカー名物、先頭車両の眺望。各座席は眺望を楽しみやすいように5度だけ窓側に向けられている。 |
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[参考文献・サイト] 1) 小田急電鉄 ロマンスカー情報 2) All About 「建築家がプロデュースした小田急電鉄入魂の新型車両 特急ロマンスカーVSEの魅力」 [乗り方] ・小田急ロマンスカーは全席指定なので、指定券が必要。VSEはまだ本数が少ないので注意。 |
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