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時が止まった回廊空間に地霊が宿る。 |
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DATA |
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■設計:不詳
■所在地:神奈川県横浜市鶴見区生麦5丁目
■用途:駅
■竣工:1930年?
■構造:RC造(インフィルは木造?)
■付近の地図(mapion) |
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JR鶴見線は京浜工業地帯に物資や労働者を運ぶための支線(*1)で、本数は一時間に2〜3本程度の”都会のローカル線”だ。国道15号と交差するから国道駅という安易なネーミングも、いかにも人家の少ない(*2)工業地帯らしい。
「昭和のまま時が止まったような空間」と噂には聞いていたが、実際行ってみると確かにここだけ時が止まっている。平成っぽい要素は自動販売機とsuica(JR東日本のICカード)のリーダーくらいで、あとは昭和40年代から何も替えてないのでは? と思ってしまうほどの驚異的な保存状態だった。 |
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JR国道駅
Kokudo Station |
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1,2:高架線と平行に回廊が設けられている。3:プラットホームから降りてきたところ。ラチ内。4:改札口はひょっとしたら戦前のまま?無人駅なのでsuicaの読み取り機だけがある。5:国道側からの入口。高架線の真下に回廊があることが分かる。6:プラットホーム 7:プラットホームから降りていくと回廊の脇に出る。 |
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写真2〜8はクリックすると拡大表示します。 |
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[補注]
(*1) 元は私鉄として建設されたものが国有化された経緯がある。
(*2) ほぼ全線が埋め立て地であるため、他の駅のネーミングもかなり適当である。ただ最近は沿線のマンション開発などにより、鶴見線も生活路線としての性格を帯びつつある。
[参考文献・サイト]
1) ウィキペディア「鶴見線」
[行き方ガイド]
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電車の場合: JR京浜東北線鶴見駅で鶴見線に乗り換え、一つ目の国道駅で下車。鶴見駅から歩くことも可。無人駅なのでsuica(またはICOCA,
Pasmo)を持っていると楽。 |
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作成:2008/2/22 最終更新:2008/2/22
作成者:makoto/arch-hiroshima 使用カメラ:Nikon D70 |
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