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イタリア INDEX
DATA
■設計：Giovanni MICHELUCCI
　（ジョバンニ・ ミケルッチ）
■所在地：Florence, Italy
■用途： 駅舎
■竣工：1935年
■規模：
■規模：
フィレンツェの中央駅。フィレンツェの市街地がルネサンスの発祥地らしい壮麗な建築群で彩られている一方、この駅舎は地味であるためか、観光客はただ素通りしていきます。
私も完全にノーマークでしたが、足を踏み入れた瞬間「名建築オーラ」を感じ、かなり大量に撮ってしまいました。周りの人は誰一人撮ってませんでしたけど。
フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅
Florence Santa Maria Novella Station

各写真をクリックすると拡大表示します。

外観はなんだか重苦しい印象ですが、室内は外観から連想される暗さとは全く違う、明るい空間になっています。この建築はローマのエウルとほぼ同年代、ファシズムの嵐が吹き荒れている中で設計されているため、このような意匠が選択されたのでしょう。外観の暗さと内部の明るさの対比は、どことなく岩国徴古館に似ている気がします。

とはいえ、ファシズム云々を超えた、普遍的な美しさを持っているのは間違いありません。フィレンツェを訪れたらぜひ見に行ってみてください。
作成：2008/11/8　最終更新：2008/11/8　撮影：2003/8/22
作成者：makoto/arch-hiroshima　使用カメラ：Canon PowerShot G3
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