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貴重な茅葺き住宅の街並み |
江戸時代、江戸から会津へと伸びる街道(下野街道)に沿って形成された宿場町。茅葺き寄棟で妻入りの住宅が整然と整備された。会津若松からは半日程度の距離(5里)であり、本格的な宿場というよりは休憩メインの間宿(あいのしゅく)であったらしい。明治以降は物流が大きく変わり、宿場としての役割を終え農村へと転じた。街並み保存は曲折を経たものの1981年という早期に伝建地区指定されたことが幸いし、すばらしい保存状態のまま群として現存する。
現在、家々は観光客向けの店舗へと転じている。観光地化には否定的な意見もあるだろうが、メンテナンスに特に手間のかかる茅葺きを保全し持続させるには観光地化以外に道はなく、考えうる最適の策が採られていると感じる。
山深い立地ではあるが、わざわざ訪れる価値のあるエリアといえるだろう。 |
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大内宿 重要伝統的建造物群保存地区
Ouchijuku |
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1-3:伝建になってから補修した家もあるだろうが、それにしてもすばらしい保存状態。(撮影時から時間が経っているので現状は若干異なるはず)
4:個人住宅以外は観光客向けの店舗となっているケースがほとんど。 5:復元された本陣。 (写真はクリックすると拡大表示します) |
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[行き方ガイド]
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自家用車: 周辺に駐車場あり |
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作成:2013/6/16 最終更新:2013/6/16 撮影:2001/10/6 作成者:makoto/arch-hiroshima 使用カメラ: Canon Power Shot G1 |
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福島県 INDEX |
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