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フランス INDEX
”正解”だらけのリノベーション
DATA
■設計: Gae AULENTI+ACT Architecture (ガエ アウレンティ+ACTアーキテクチャ)
■所在地: 62, rue de Lille 75343 7e Paris (パリ7区)
■用途: 美術館
■竣工: 1986年(駅としては1900年)
鉄道駅を転用した美術館。旧オルセー駅は1900年に開業したが1939年には廃止となり、捕虜収容所になるなど曲折を経た後、19世紀の美術を専門に扱う美術館へと再生した。
ヨーロッパでのリノベーションの巧みさは今さら言うまでもないことだが、本作もあまりの上手さに唸ってしまう。大空間の区切り方、鉄骨の見せ方、さらには大時計の裏側の空間演出まで、どれも”正解”としか思えない出来ばえだった。
オルセー美術館
Musee d' Orsay
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1:駅から転用された大空間に美術品が点在する。 2-3:外観。 4:鉄骨の構造体を見せている。 5:大時計の内側は何とレストラン。(写真はクリックすると拡大表示します)

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[行き方ガイド]
最寄りはRER-C号線「Musee d' Orsay」駅だが、駅が深くて本数も少なめなのでやや使いづらい。例えばメトロ「Concorde」駅で降りて、オランジェリー美術館を見てからオルセーへ歩くという方法もある。
[お役立ち情報]
オルセー美術館の館内には、駅ホテル時代のホールを改装したレストランがあります。値段はそのへんのビストロよりやや高いくらい。
なお、館内の美術品近くでは撮影禁止です。
作成:2012/9/23 最終更新:2012/9/23 撮影:2012/9/13
作成者:makoto/arch-hiroshima 使用カメラ:Nikon D90
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